《 ふるほん散歩 03 》Octopus Books ひなた文庫

12月25日発売の『シティ情報くまもと1月号』では、街と本を繋ぐ、本屋にまつわる人々の話をお届けしています。

今回はその特集から、日々さまざまな人が訪れ、それぞれの過ごし方をする古本屋のひとつ『ひなた文庫』をご紹介します。

 

 

日本一長い駅名を持つ「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」という駅の駅舎に週末だけ現れる古本屋があります。

なぜ、店主はこのちょっと変わった八角形の無人駅舎で古本屋を営むことになったのか。
お話を伺ってきました。

 

 

「ひなた文庫」を営むのは。南阿蘇村立野出身の中尾友治さんと、岡山県出身の妻、恵美さん夫妻。広島の大学で出会ったという二人は、友治さんが大学院を卒業し、実家の家業を継ぐために熊本へ帰ってくるタイミングで一緒に移住してきたのだそう。

昔から本が好きだった恵美さんは、本に携わる仕事を希望していたがなかなか求人がなく、南阿蘇には気軽に行ける本屋もなかったので、「自分たちでしよう!」と一念発起。駅舎が借りられることを知り、役所に申請したところ許可がおり、トントン拍子で開店に至りました。

 

 

熊本地震で休業を余儀なくされるも、地震後1年後には再開。

「この駅はまだ断線中で列車はこないけど、少しでも多くの人に南阿蘇に遊びに来て欲しい。地域の人も旅の人も集える場所にしたい」と話す友治さん。

未だ地震の爪痕が残ったまま復興作業が続く阿蘇地方だが、それでもこうして温かく迎えてくれる場所があります。

つい長居したくなってしまう、そんな古本屋さんにぜひ遊びに行ってみてください。

 

そのほか、『シティ情報くまもと1月号』では、中尾さんオススメの一冊をご紹介いただいています。

ぜひ熊本県内の書店・コンビニ、または通販でお買い求めください。

 

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