【2月号特集:今本当に美味しいのは、その場で食すスウィーツ!】ricca

山鹿といえば、古き良き町並みや温泉街を思い浮かべる人が多いだろう。

昨年その町に新たに誕生した、カフェを併設した洋菓子店『ricca』。

まるでヨーロッパを思い浮かべられるような建物に、

アンティークを使った建具や什器が並ぶ明るく清潔感漂う店内。

足を踏み入れるとお菓子の香ばしい香りに包まれる。

それは、山鹿に新しい文化をもたらしていた。

 

 

アンティークのドアを開けると、美味しそうな香りを放つパンやキラキラ輝くケーキが並ぶショーケースが目に入る。

 

その中でも、代官山の有名パティスリーや日比谷のフランス料理店で修行を積んだシェフパティシエの市原勇生さんが手がける「モンブラン」だ。

 

サクサクのメレンゲの土台に九州さんの新鮮な生クリーム、熟成した栗を加工したペーストをたっぷりと絞る。一度食べたら忘れられない、バランスの整った味わい深い逸品だ。「モンブラン」(500円)

 

完熟した栗を1ヶ月熟成させ、さらに糖度が上がった状態で丁寧にペースト状にする。通常、栗のペーストは40~50%加糖されているが、ここではなんと9%のみ。そのおかげで栗本来の風味がしっかりと残り、本来の味をダイレクトに感じられるのだ。

 

 

市原さんは三兄弟の三男。アイス事業を担う長男の邦彦さんに『ricca』用にオーダーで作ってもらっているというジェラート。季節のフルーツなどこだわりの素材をそのままダイレクトに味わえるもののほか、シェフ考案の組み合わせで絶妙にバランスのとれたものなど色とりどりのジェラートが並ぶ。

 

栗の栽培などの里山事業を担っている次男の伸生さん。鮮度も糖度も高い栗を提供しているそう。

ヨーロピアンな店内に溶け込むアンティークの椅子や建具、什器。

大正時代に建てられた鈴木邸(旧中村小児科医院)から譲り受けたものなのだとか。病院の受付で使われていたという建具のガラスからは、中でパティシエたちのお菓子づくりの様子を見ることもできる。

 

 

毎日つくられるフレッシュなケーキは約10種類。ricca用にブレンドしてもらっているという季節ごとにフレーバーが変わるコーヒーや、シェフパティシエが厳選したマイティーリーフの紅茶をお供にぜひ店内で味わってみて。

 

(シティ情報くまもと2019年2月号本誌掲載)

 

 

ricca

住所/山鹿市方保田279

電話/0968-41-9399

営業時間/10:00~18:30

P/あり

カード/可

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