【4月号特集:本と映画と私の時間】一人でも気軽に参加できるイベント①「月曜ロードショー」

来場者には一人で足を運んでいる人が多く、中には毎回感想をノートにまとめているなんて人も。席数も多いので、ゆとりを持って観賞できるのも嬉しい。上映作品については、流す機会を伺っているというものがまだまだあるそう。知らない世界と出合える月曜日が、皆の楽しみのひとつとなるだろう

月曜ロードショー

熊本市現代美術館 ホームギャラリー

毎週月曜日 14:00~/17:00~


 

毎週月曜日にひっそりと行われている街中のホームシアター『月曜ロードショー』。入場料は無料、出入りも自由、「自分では選ばないようなもの、見たことのない作品との偶然の出合いを」という考えのもと開催されている。微かに聞こえてくる周りの雑音からは街を感じつつも、なんだか特別な空間に入り込んだような気になるここで上映されるのは、基本的に洋画が多く、レンタルビデオ店では見かけないようなチョイスもあるのが特徴だ。

ホームギャラリーが暗幕で囲われ、上映が始まるとシアターに早変わり

作品選びやテーマ決めを担当するのは、同館の学芸員・池澤さんと、坪井の古本屋『古本タケシマ文庫』の店主・菅原さん。「季節を感じられるものや、他の映画館で上映中の作品と同じ監督のものを選んだりと、セレクトの基準は様々です。展覧会と合わせたりもしますね。実は今も、今年の冬に予定しているファッション展に合わせて、“映画で観る展覧会”ができないかと考えているところです。例えば、映画『カサブランカ』におけるトレンチコートや『シド・アンド・ナンシー』のパンクといった、ファッションに注目したラインナップもおもしろいんじゃないかなと」。

ここで菅原さんと一緒に悩みながら映画を選んでいるのだそう。初めて見るタイトルの中に、たまーに有名な作品が混ざっているのもおもしろい

そう話す池澤さんからは、まずは当事者が楽しむという姿勢をひしひしと感じる。それがイベントの面白さにも繋がっているのだ。展覧会と一緒に観るのはもちろん、空き時間にふらっと足を運んでもよし。また、池澤さんと菅原さんが作品を選んでいる様子など、裏側を想像する楽しみ方もぜひオススメしたい。

今後の展覧会スケジュール
2019/4/13(土)~2019/6/16(日)
『大竹伸朗 ビル景 1978-2019』
2019/12/8(日)〜2020/2/23(日)
『ドレス・コード?――着る人たちのゲーム』

熊本市現代美術館 ホームギャラリー

住所

熊本市中央区上通町2-3

https://www.camk.jp/

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