【5月号特集:ペットライフを支える、心の拠り所】竜之介動物病院

『シティ情報くまもと5月号』(4月25日発売)では、特集「TOWN ANIMAL」をお送りしています。

ペットと共生する上で欠かせないのが動物病院。本特集では、東日本大震災や熊本地震の際に支援を率先して行ったことでも知られる『竜之介動物病院』を訪れました。病院としてだけでなく、生活をトータルでサポートする設備や取り組みに注目してお届けします。

 


飼い主の気持ちと、ペットの一生に寄り添う。

白衣を纏った大きな犬の人形が建物の前に鎮座する動物病院。いまや熊本県民のみならず、全国規模でその名を馳せる『竜之介動物病院』はご存知の方もきっと多いはず。

 

 

ここでは、病院施設として最新設備が揃うだけでなく、犬猫が人間と同様のサービスを受けられるという噂を聞きつけ訪れた。同院で数年前から特に力を入れて進めているのが「視える化」。通りからも目に入る、1階のトレーニングルームをはじめ、診察室や手術室はほぼすべてガラス張りとなっている。

 

産業道路沿いに佇む病院は、開放感溢れる外観が特徴

 

「病院=閉鎖的な空間というイメージを持っている方が多いと思います。どんな先生がどんな診療をしているか分からないと、飼い主も不安になる。そして飼い主の不安な気持ちはペット達にも伝わってしまう。そんな不安を取り除くために、院内や病院で行うさまざまな取り組みの、オープンスタイル化を進めています」と教えてくれたのは、院長・徳田竜之介先生。

先生によると、熊本県ではここ数年、動物愛護への関心が高まっており、ペットの飼育数が全国でもトップレベルに増えてきているという。

 

院長・徳田竜之介先生と愛犬・命尊(メイソン)ちゃん。二人のまさに理想的と言える関係性は、竜之介先生のブログで発信されている

 

診察室で爪切りをされているのは、セラピー犬として、主に県内8箇所の施設で活躍するミダイちゃん。目薬や爪切りの仕方を指導する際のモデルとしても活動中

 

そんな状況から「病院の掛かり方やペットの飼い方、躾の仕方など、見本となるものを病院側が示していかないといけない」という想いがより深まったそう。『竜之介動物病院』には入院施設やトレーニング設備、ペットホテルにペットグッズの販売と、ここに来れば何でも揃う、動物たちの一生を全面的にサポートする体制が整っている。

 

そして、飼い主参加型のセミナーやプログラムが多いことも大きな特徴の一つ。「ペット・飼い主・病院が三位一体となって病気を治すことが大事」という方針に基づいた環境づくりに取り組んでいる。ペットを中心に家族が回る現代の流れを汲み、人との共生をより良いものにしていく。

「ペットは、人間社会の希薄になった部分を気付かせてくれる、大事な存在です」と竜之介先生。動物を飼っている人にはもちろん、これからペットを家族の一員として迎え入れようとしている人々にも。熊本という街の中にある『竜之介動物病院』は、県民とそのペットたちの大きな心の拠り所として、これからも在り続けるだろう。

 

[トレーニングルーム]

水の浮力や抵抗力を利用して、リハビリとフィットネス効果を生み出す「水中トレッドミル」をはじめ、人と動物が一緒に入れる酸素カプセルや動物用酸素カプセル、レーザー治療にドッグヨガ、リンパマッサージ、アロマ外来…と、人間同様のケアができる設備が揃う。部屋のほぼ全面がガラス張りになっており、「今日の担当スタッフは誰か、今日はどの子がトレーニングをしているか」など、飼い主と犬同士のコミュニケーションの向上にも大きく関わっているという。散歩のついでに立ち寄ることのできる気軽さがうれしい。

 

健康のために数年通い続けている子も多く、通勤前にペットを病院に預けて日中運動を行い、仕事終わりに迎えに来るという利用者もいるのだそう

 

人と動物が一緒に入れる酸素カプセル

 

[グッズショップ『pet resort Rone』]

2階に併設されたグッズショップ『pet resort Rone』は、ケア商品や洋服、お散歩グッズなど、豊富な種類のペット用商品を取り揃えている。院内放送もかかるため、診察待ちの時間にも利用できるのだそう。

 

子ども服売り場のようにオシャレなグッズが並ぶ店内。院内からの入り口とは別に外階段もあり、グッズ購入のみも可能

 

「ネット販売はせず、個々のニーズに合わせたアイテムをご提案しています」と職員の堀川さん。犬猫の高齢化に伴い、近年増えている介護ストレスを軽減するためのグッズも多く揃う。

また、在籍する職員・スタッフも動物に関する有資格者ばかりなので、不安なことは相談してみると気持ちが軽くなるかもしれない。

 

多彩なフード商品の中には、近年話題のジビエを使ったペット用食品も。衣食住を支える心強い味方だ

 

行楽シーズンにも便利なアウトドアグッズも、バラエティ豊かなラインナップを誇る

 

縫い目が外側に付いており、素材にもこだわったアレルギー対策用ウェアも販売。体格に合わせてサイズを選べる

 

トリミングの利用もお気軽に

 

(シティ情報くまもと2019年5月号本誌掲載)

竜之介動物病院

住所

熊本市中央区本荘6丁目16-34
電話番号

096-363-0033
診療時間

7:00〜12:00、17:00〜23:00
定休日

なし

カード

P

あり
http://ryunosuke.co.jp/

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