MADE IN KUMAMOTO  にしだ果樹園~西田淳一~

月の満ち欠けと自然に委ねた農法から

生まれた、「月読み果実」

 

玉名郡玉東町や熊本市北区植木町にある「にしだ果樹園」。

月の満ち欠けに寄り添い、自然の力に委ねた「超・自然農法」

ともいうべき方法で珠玉の果物を生み出し続ける西田さんの農園だ。

 

 

そこは農園というにはあまりにも草ボウボウで、虫や生き物もいっぱい。

しかし木を見上げると、桃の花は生き生きと、果実はありのままの色を放っている。

 

私達が想像する“農業”とは少しかけ離れた、あまりにも素朴で野放しな感じさえするこの場所が「にしだ果樹園」だ。月歴に合わせて草苅や剪定、収穫などを行う「月読み栽培」で「月読みレモン」をはじめ桃や柚子、プライムなど年間30種ほどの果実を栽培する西田さん。その農法と作物の魅力が飲食店から一般消費者まで多くの人を虜にしている。

 

西田さんが行う「月読み自然農法」のポイントの1つは、月の満ち欠けに合わせて農作業を行う点だ。同時に、西田さんは自分の畑が「自然であること」に徹底してこだわっている。

 

この畑で一番働いているのは自分ではなく、虫や鳥、草なんですよ、と微笑む西田さん。徹底して“自然に”行うこの農法は決して効率的ではないが、他の自然栽培や有機栽培とはまた違った魅力を、作物にもたらしている。

 

 

農業に就くまでの様々な経験を生かし、従来の農業とは真逆にも見える発送で果物づくりを行う西田さん。「自然のまま」の農園の魅力をもっと身近に感じてもらえるよう、桃の木の下にテントを張って、キャンプや収穫体験などのイベントも定期的に行っている。

 

さらに西田さんにはこの先の展望もある。

1つは、この物語をさらに広げるべく、加工品などの商品開発を進めること。

さらに、海外への加工品輸出だ。

 

 

豊かな行動力と発想力、そして限りない“自然への信頼”から生まれた珠玉の果物が、今世界へと羽ばたこうとしている。

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